学生団体、サークルの代表になったあなた!
おめでとう!
選挙でも承認でも成り行きでもとにかく、君が「代表」なんだ。
任期の間精一杯頑張って欲しい。
今日はそんな君に、僕から少しだけ紹介したいことがある。
こうしろ!という気はないが、僕と同じ失敗をしていたら業界としてマイナスだろう。ぜひ学生団体の未来のためにも僕のノウハウを少しでも知って、僕の屍を超えていって欲しい。
こんな人に読んでほしい
・学生団体、サークルの代表になった人
・学生団体、サークルの代表になりたい人
・学生団体に興味がある人
・むっちゃ暇な人
この記事の信頼性

課外活動、ボランティア歴8年。
分野は教育や地方創生、国際協力、青年育成など多岐にわたる。
2018年、2000人規模の団体の代表を1年間務め、アジア・アフリカの小学校に30万食以上の給食を送った。
2020年には学外で自主ゼミを設立、運営。
月間100人ペースの参加者を実現している。
お前が消えて喜ぶ者にお前のオールをまかせるな

意外かもしれないが、代表になってまず考えるべきことは「引継ぎ」だ。
学生団体、サークルの代表の多くは1年間。その任期はあまりにも短い。
代表になった時点で、次期代表候補を決めたり幹部の中に下級生を積極的に採用したりしよう。引き継ぎ期間は長ければ長いほどいい。
とにかく1人でやるだけやって、次の代に渡す頃には何も知りませんというタイプは時限爆弾型のサークルクラッシャーだと言っていい。
引継ぎなんて次期代表決まってからじゃないとできんがやという意見もごもっともだが、なるたけ早めにやったほうがいい。
まずは、引継ぎから考えよう。
見直しから始まる春

さあ代表になったのなら年間計画だ。テーマやスローガン、目標、ゴール、など様々なことを決めなければならない。その中で大切になってくるのが
「これ去年もやったから今年もやろう」
は0にしよう。脳死ワード。そんなのやらんでいい。
惰性で活動を続けるほど君の青春は安くない。
なんとなく続けるくらいならみんなでキウイの大食いでもやってたほうがマシだ。
モチベは続かないし目的はないしいいことなど一つもない。
去年やったからと言って今年やらねばならぬことなんて、ボランティアで行う課外活動に何一つないのだ。
みんなの意見を聞きながら、HAVE TOではなくWANTで考えよう。
WANTの中にあるHAVE TOは大切だが、
HAVE TO の中にあるWANTは気休めでしかない。
投げすぎず、抱えすぎず

よくあるのが、代表仕事抱えすぎ問題だ。
君に能力があるのはわかるが、かけすぎると幹部やメンバーとの間に距離ができる。学生団体・サークルは学生みんなでやるんだ。
できる人ができることをやる社会人とは違う。
できないことでもやってみるのだ。
結果的に失敗しても大丈夫だ。
君はおそらくお給料をもらっているわけではないだろう。
そう、社会人のような重い責任を背負わずに様々なことにチャレンジできるのが学生団体・サークルなのだ。
そんなメリットがあるなら、大して社会人経験もないくせに、卒業した途端ビール片手に「学生は〜」とかマウントとるうるさいO Bの口が臭いことも甘んじて受け入れよう。
積極的に仕事は振ろう。自由度高い時もあれば細かく指示する時もあるような形でいい。本人だって自分にあった働き方など知らないのだから、コミュニケーションを忘れずにたくさんの経験をさせてあげよう。
大切なのは自分の思いも伝えることだ。
いつも感謝している。
こういうことがやりたい。
みんなを大切に思っている。
おこがましいかもしれないけれど、こうして欲しい。
君の思いは、ちゃんと言葉にしないと届かない。
監査をつくるべし

代表に権力が集まりがちな団体は、監査的役割を作るといい。ボランティアとはいえ社会に何かを働きかけるなら、それに関してはある程度の責任がある。
団体が暴走しないか、テーマから外れないかなど監査的なポジションの人が必要だ。OB・OGでもいい。一歩離れた位置で団体を見渡すことができる人がいい。
監査がいると団体が暴走せずに済むし、代表も誰かの承認をもらうことで活動に自信が持てる。

今日は代表になったらまずやるべきことを書いてみた!
この記事を読んだ学生団体のあなた、ぜひ連絡をくれれば誰でも話すぞ。
少しでも力になれれば幸いだ。
最高の1年間にしてくれよな!
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最後まで読んでくれてありがとう!バイバイ!