こんにちは!ライターの陽太郎です。
学生団体の引継ぎ、大変ですよね。
一年毎に代表も幹部も総入れ替えするなんて会社ありません。まるで政府。
そこで今日は僕なりにおすすめの引継ぎ手順をまとめてみました。
こんな人に読んでほしい
・学生団体の代表や幹部
・次期代表や次期幹部
・学生団体を新たに設立した人
・引き継ぎに困っている人
この記事の信頼性

課外活動、ボランティア歴8年。
分野は教育や地方創生、国際協力、青年育成など多岐にわたる。
2018年、2000人規模の団体の代表を1年間務め、アジア・アフリカの小学校に30万食以上の給食を送った。
2020年には学外で自主ゼミを設立、運営。
月間100人ペースの参加者を実現している。
STEP0 引き継ぎは長期でやろう

引き継ぎは!!!一朝一夕で!!!!
終わるものではありません!!!!!
あなたのその想いは!!!!キツかったこと嬉しかったこと苦しかった楽しかったことは!!!!
一週間やそこらで引き継げるほど軽いものなんですか!!
違うでしょう!?!?!?
失礼。取り乱してしまいました。
引き継ぎは長い時間をかけてやりましょう。最低2ヶ月。
2ヶ月間はダブル代表体制をしきましょう。
幹部の役職ごとにバディ制度を組みましょう。
忘れないでください。あなたにとって後輩との出会いが素晴らしいものであるように、後輩にとってもあなたとの出会いは素晴らしいものなのです。
思い出してみましょう。後輩の頃、忙しそうな先輩の時間を拘束することに罪悪感を覚えませんでしたか?先輩になった今、積極的に時間をとってあげてください。
STEP1 コンセプトや思いを伝える

まずはこちら側から、コンセプトや思いを、もう一度伝えましょう。この団体で活動してみてどうだったか。どんなことをしたか。何があったか。何を思ったか。
学生団体という一年毎にメンバーが変わる特殊な組織で思いを引き継ぐことは難しいものです。だからこそ、しっかり、恥ずかしがらずに。
どんなに後悔なくやろうとしても、思い残しはあります。だからこそ、伝えてあげましょう。
このイベントね、ここがうまくいかなかったんだよ。こうすればよかったな〜。
この時はね、あれが足りなかったんだよ。こうしたかった。
その悔しさは後輩に届きます。そうやって初めて引き継がれてゆくのです。
STEP2 意志を聞く

次は後輩の番です。
君はどう思っている?
何がしたい?どんなことしたい?
緊張をほぐしながら、たくさん聞いてあげてください。特に新旧の代表は、不思議な関係です。たくさん、たくさん言葉を交わしましょう。
話すうちに、後輩側も気持ちが整理されます。その時間を丁寧にとってあげないと、思いも整理できない言語化もままならないままになってしまいます。
STEP3 ミーティングはしばらく新旧一緒にやる

引き継ぎ期間の間は一緒にミーティングをやり、幹部の活動に慣れさせてあげましょう。ミーティングの方法も百聞は一見に如かず。まずは一回一緒にやってみましょう。そして段々と、
じゃあ今日はファシリやってみて!
議事録とってみようか!
と慣れさせていって、後半1ヶ月は新代主体のミーティングにしていきましょう。
段々と慣れていくと、幹部としての自覚も芽生えてきます。
やってはいけないのは、放り投げることです。
じゃあとりあえずやってみて
なんかしといて
そんな曖昧な指示で動く人間などいません。
引き継ぎ期間の間は一緒にミーティングをしましょう。
STEP4 新代最初の活動を一緒に運営し見送り

新代にとっての初活動で引き継ぎ完了です。キリがいいし、互いの達成感もあります。もし手近なイベントがなければ新たにセッティングしてもいいでしょう。
勉強会や交流会など小さなイベントでも構いません。
そこでは完全に新代主体となり、旧代は見守りましょう。
最後に反省会を一緒にやって、引き継ぎ完了です!
引継ぎ期間に良好な関係が結べれば、これから先も相談できる仲になります。
引継ぎ完了。丁寧にやってくれてありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
任期の間頑張ったあなたは、これからまた新たな人生が始まります!
始まりのファンファーレの残響のうちに、
次の一歩を踏みだしましょう。
次読むならこちら!
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最後まで読んでくれてありがとう!
バイバイ!